ジャワ島北部の更紗産地は、地理的、また歴史的な理由から、
海外の影響を多く受けています。
チレボンには「中国趣味」の伝統柄が多くありますし、
プカロンガンでは「オランダ」の 影響を受けた柄が作られてきました。
また、ジョグジャカルタやソロが代表的な産地である中部ジャワでは、
王宮文化を背景に持つ更紗が作られています。
Reisiaではこの産地毎の違いを越え、またインドネシア以外の国で
伝統的に愛されてきた柄をモティーフにした更紗も制作しています。
いつも思っているのは
「この柄をチャンティン(蝋付けの道具)で描いたらどうなるだろう・・・」
ということ。
「高い技術を持ったジャワ更紗の職人が、
皆さまに愛される更紗を作り続けられる環境を守る」
・・・これがReisiaの使命だと思っています。
私たちが愛する日本の草花や景色をモティーフにしているものもあります。
月日荘さんの3月の展示会で、たくさんお楽しみ頂けますように・・・。 |