三橋工房は、創業二百十有余年、初代が江戸時代寛政年間に
長板中型の板場を興した事に始まり、現在は、三橋京子さんが
六代目を継承しています。京子さんは、江戸の型小紋の伝統を守りつつ、
型小紋の技法に沖縄紅型を取り入れた手挿し型染めで、新しい可能性にも
取り組まれています。(江戸川区無形文化財・工芸技術保持者)
小さな刷毛でひとつひとつ丁寧に手間をかけて手染めされたものは、
立体的で深みが感じられ、大胆な構図や独特の色遣いに心が華やぎます。
月日荘でのこれまでの三橋工房の展示は、初夏に綿紅梅と半幅帯を
中心にご覧戴いておりましたが、今回は、大変美しい正絹の染めのお仕事を、
ぜひじっくりと見て戴きたいと思います。
小紋・袋帯・名古屋帯・長襦袢を中心に展示致します。
また綿紬半幅帯も新しい柄をご用意しております。
[お誂えご相談会]
三橋京子さんの来店時には、お誂えのご注文も承ります。
振り袖・訪問着・小紋・袋帯・名古屋帯・長襦袢・長羽織等、
ご予算・ご希望に合わせて染めて戴けます。どうぞお気軽にご相談ください。
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