H.P.E 谷由起子 ラオスの手仕事3
2014年11月8日(土)-20日(木) 11:00-19:00 期間中無休 |
谷由起子さん在店日 8日(土)・9日(日)・10日(月) |
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レンテン族の藍染めの古布をはぎ合わせた[糞掃布(ふんぞうぬの)]の小座布団 |
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15年やってみて よーくわかってきたことがあります。
それは 自分が作ってみたいもの 使ってみたいもの 身に着けてみたいものを
ただ気ままにやってきただけなのだということです。私はとても後ろ向きな人間です。
産業革命前 自動紡績機や自動織機や化学染料が生まれる前は
世界中の布は手紡ぎ手織り草木染そして手縫いだったはずです。
どんな世界だったのだろうかと あこがれはますます募るばかりです。
ついこの間まで 身近な自然の材料を工夫して暮らしのすべてを賄っていたラオスの村の
人たちとの出会いのおかげで産業革命前の時代の布作りに近いことができたこと
何とも幸せな毎日でした。そんな布は今の時代には不要かもしれません。
でも作りました。御高覧いただけましたら光栄です。 H.P.E 谷由起子
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● ゼロからの服
(シルクパンツ・ロングベスト・レンテンパンツやロングシャツ)
● 黒タイ族シルクショール(秋冬に向けた厚地の大判もの)タオル・二重織布巾
● レンテン族 パッチワーク風呂敷 カード入れ 封筒型小物入れ ブックカバー 胸当てつきエプロン
● 楽しい刺繍を施した綿と絹の二重織の生地で作る寝具にもよいマルチカバー
● 楽しい刺繍を施した生成り木綿地のマルチカバー
● 糞掃布 (ショール・小座布団)
● 着物や帯にお仕立てする手引き手織り草木染めのシルク
等々 |
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4年前、谷さんの住む村を訪れました。
原始的でびっくりしますよ、とお聞きしていましたが、知らず知らずのうちに、
素朴な布から想像していたためなのか、心地良い匂いのする風景は、
懐かしく感じるものでした。
この中で生み出される、谷さんとラオスの村の人が作り出す、力強くて、優しい布…
ショール、タオル、豆敷、レンテンパンツ、葛の小物、手縫いの服、
シルクの布で仕立てた着物、帯、
私達にとって、大好きで、かけがえのないものです。
ラオスの経済発展は目覚ましく、その変化の中で、簡単に語れない事も多いと思いますが、
谷さんの美しい布作りが永く続くことを願っています。
月日荘で、谷さんのお仕事をご紹介できることは、私達の喜びです。
そして、それを手に取って使ってくださる、皆様の喜びとなりますように。 |
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